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【戸隠神社奥社参拝レポート】大自然のパワーでリフレッシュ!

2000年以上の歴史を持つといわれる戸隠神社は、霊山戸隠山の麓にあり、下記5つの社から成っている大きな神社です。

  • 奥社
  • 中社
  • 宝光社
  • 九頭竜社
  • 火之御子社

長野市街地から40分ほどで行けるので、身近なパワースポットとして地元でも人気の観光地。

中でも、奥社には有名な杉並木があり、連休などにはたくさんの人で賑わいます。

この記事では、11月の戸隠神社奥社の参拝の様子をまとめています。駐車場やトイレ情報もあるので、ぜひおでかけの参考にしてください。

【パワースポット】戸隠神社奥社のご神徳

戸隠神社奥社に祀られているご祭神「天手力雄命(あめのたちからおのみこと)」は、神話の中で、雨の岩戸から天照大神をその力強い手で引きずり出した神として知られています。

力の神技芸の神といわれ、下記のご神徳があるそうです!

奥社のご神徳
  • 五穀豊穣
  • スポーツ上達
  • 開運招福
  • 技芸上達
  • 厄除け

スポーツの神様といわれることもあり、必勝祈願に訪れる人もいます。

奥社参拝レポート

我が家はリフレッシュ目的でたびたび戸隠神社を訪れていますが、夏以外の参拝は初めて。

11月の戸隠周辺の平均気温は7℃で、朝晩など冷え込めば零下にもなります!

暖かい服装歩きやすい靴で出かけましょう。ポケットにカイロは必須ですよ。

奥社付近の駐車場は四か所

戸隠神社奥社付近には四か所の駐車場がありますが、『戸隠神社奥社入口駐車場』(第一駐車場)が参道に近く、トイレ茶屋があるので便利です。

『戸隠神社入口駐車場』料金
  • 一般車(普通車・軽):600円/3時間
    ※追加1時間ごとに100円、1日最大1,000円
  • バスその他(車高2.7m以上の全車両):2,000円/1日

道を挟んだ『戸隠神社奥社入り口前駐車場』(第二駐車場)は、600円/1日なのでお得ですが、8:00から16:00と営業時間が時間が決まっています。

第二駐車場は狭いので、駐車に自信のない方は、広い第一駐車場(戸隠神社入口駐車場)に停めましょう。

出発前にトイレは必須

奥社までの道のりは片道約2㎞、往復するのに1時間以上かかるので、とくにお子さんは出発前にトイレに行っておくと安心です。

第一駐車場ヨコのトイレか、参道口大鳥居の手前左側のトイレがおすすめ。

(参道にも一か所トイレがありますが、参道のトイレは水が流せないので、見た目もニオイもインパクト強めです!使う場合は覚悟して入ってください。)

トイレを済ませたら、大鳥居をくぐって参道に入ります。

大鳥居から随神門

筆者撮影:奥社山道口、大鳥居

大鳥居の前に「下馬」と書いてある石があります。ここより先は、貴族であろうと馬を降り、自らの足で参拝しなければならないという決まりがあったんですね。

大鳥居から随神門までは約1㎞で、平坦な道が続くので15分ほどでたどり着きます。

この辺はまだ大きな杉の木がないので、「意外にしょぼいのか?」と思うかもしれませんが、随神門が見える頃には迫力の杉並木に変わっていきますよ。

筆者撮影:奥社、随神門

真っ赤な随神門の向こうには、大きな杉の木が立ち並ぶのが見えます。

奥社参道の杉並木は圧巻

筆者撮影:奥社参道の杉並木

随神門を抜ければ別世界が広がっています。心なしか空気も変わるんですよね。

青々と茂る木の匂いと土の匂いが気持ちよくて、深呼吸すれば体から悪いものが抜けていくようです。

この並木には樹齢420年ともいわれる杉の木が、500mにわたり植えられています。

420年前といえば、徳川家康が江戸幕府を開いた頃。当時植えられた杉の木が見られるなんて、なんだかスゴイことですよね。

杉並木を抜けると、参道唯一のトイレがあります。

このトイレは水が流せません。使用済みのトイレットペーパーをゴミ箱に捨てる、大自然スタイルです。

筆者撮影:奥社前石段の手前、参道唯一のトイレ

当然、ニオイも下界の比ではありません。

ここまで来れば、あと少しで奥社です!徐々に足元が悪くなっていくので、気を付けて歩きましょう。

意外と険しい石段を抜けて

筆者撮影:奥社参道の石段と余裕で歩く娘

奥社への道のり最難関はこの石段。

上に行くにつれて一段の高さがどんどん高くなっていき、後半は30cmくらいの段差が続きます。

すいすい登る小学生の後ろを、ひいひい言いながら登る母(笑)。

この辺りから、付近にちらほら雪が積もっているのが見えるようになります。戸隠では11月の上旬には初雪が降るようです。

筆者撮影:奥社手前、九頭竜社石碑

石段を登りきったところにある五社の一つ、九頭竜社の右手に戸隠神社奥社があります。

戸隠奥社奥社へ

筆者撮影:戸隠神社奥社

手水舎で手を清めたら、いよいよ奥社に参拝です。

見上げれば社殿の向こうに戸隠山がそびえています!写真では伝わらないですが、本当に「荘厳」っていう言葉がぴったり。

戸隠神社奥社の社殿内は撮影禁止なので、念のため写真はここまで。

なんとも清々しい気持ちで参拝ができました。

帰り道も気を付けて

参拝を終えて帰路につきます。

石段は、登りより下りの方がキツく、膝にくるので気を付けてください。

参拝客が多いときは、ぶつかると危険なので譲り合ってすれ違いましょう。

道すがら、所々に新しい杉が植えられているのが目に留まりました。

温暖化や参拝客の増加で杉の木を取り巻く環境が変わり、腐朽や災害による倒木が起こるようになっているという戸隠奥社の杉並木。

歴史的な天然記念物を守ろうと、15年ほど前から保全活動の中で植樹などが行われています。

この木が巨木になる姿は見られませんが、400年後の世界でも今と変わらず誰かが杉並木を見上げていられればいいなぁと思わずにはいられません。

名物そばソフト

参拝から戻り『奥社の茶屋』で休憩します。

休憩だけでなく、歩いた分だけカロリーを補給してしまうのが、おでかけあるある。

筆者撮影:奥社の茶屋

休憩のおともは戸隠名物そばソフトです。歩き疲れた体に冷たい甘さが浸みる!

筆者撮影:そばソフト

戸隠に来たら、ぜひ名物そばソフトを食べてみてください。

意外な組み合わせかもしれませんが、ほのかなそばの香りで食べやすく美味しいです。

戸隠神社周辺では、茶屋だけでなく、お蕎麦屋さんでもそばソフトが食べられます。

アイスが好きなら食べ比べにチャレンジしてみてください!

戸隠奥社は子どもでも行ける?

戸隠神社奥社には、子どもでも参拝が可能です。

今回の参拝では、3歳くらいの子がスイスイと坂を登っているのを見かけました。

ただ、我が家は娘が5歳くらいのときに随神門で引き返したことがあるので、子どものキャラによるところは大きそうです(笑)。

山歩きや自然が好きな子は、問題なく参拝できると思います。

休日は戸隠神社のパワーに触れて、親子でリフレッシュしましょう!